はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

下関~門司へ行く

先月、息子と下関~門司への日帰り旅をしました。

新下関まで新幹線で行き、

門司港まで在来線に乗りました。

JR西日本JR九州の境目ということで、

普段見られない車両もたくさん見られたようです。

鉄道好きの息子は

「幡生は山陰線の終着駅で山陽線の分岐駅なんよ!

 あ、金太郎がいる!」と

終始ご機嫌でした。

 

門司港駅から観光トロッコ列車に乗り、

関門トンネル人道の入口まで行きました。

途中、跳ね橋も見えて、

お天気が良ければ歩くのもよさそうです。

 

梅雨らしい雨の日でしたが、

海流がぶつかって渦潮っぽくなっていて、

壇之浦の戦いは

潮流の変化で勝敗が決まったんよ!という、

息子の解説も納得です。

 

トンネルを歩いて下関へ。

有名な義経と知盛像に、

息子のテンションが上がりました。

「鎌倉殿の13人」で平清盛役をされていた

松平健さんの手形もあって、

鎌倉殿の13人にはまった身としては嬉しかったです。

 

ちょうど国語の授業で

平家物語」の冒頭を暗唱しているところなので、

イムリーな場所でもあります。

「おごれる人も久しからず」やね、と言うと、

息子は「平氏も最初はおごってなかったけどな」と

教えてくれました。



横には

長州砲のレプリカが並んでいました。

人道トンネルで余裕で歩ける距離の

狭い関門海峡なら、

確かに大砲で狙いやすいわ!

まぁでも連合艦隊に負けたけどね~と

息子が解説してくれました。

 

実際に行ってみて

分かること、感じることがたくさんありました。

 

再び人道トンネルを歩いてトロッコ列車に乗って、

門司港へ戻り、

九州鉄道記念館」へ行きました。

鉄道記念館には小さい子もたくさん来ていて、

「あ、雷鳥!」と喜んでいる姿を見かけたりして、

息子もこんな時代があったわと懐かしくなりました。

 

別に、子ども用の解説がなくても、

子どもは自分の興味のあるものをそのまま吸収するから、

本物のあるところに連れて行くだけで、

充分なんよね。

 

 

夫と娘には、

下関の美味しいかまぼこや練り物をお土産に。

(お土産は消えものに限る!)

歴史と鉄道を満喫した息子は、

鉄道記念館で「ジェットストリーム4&1もじこう版」を買いました。

 

えー、ジェットストリームは3本目…

黒は採点用に私が買ったけど、

好きな球団名が入ってる赤いやつあるやん…と

思いましたが、

「もじこうジェットストリーム」で

機嫌良く自己採点している息子を見ていると

良い選択をしたようです。

 

下関には海響館もあるし、

門司のレトロ建築もゆっくり見たかったり、

行きたいところはまだまだありましたが、

雨の中の日帰り旅ということで、

今回は息子の希望を詰め込みました。

 

息子が「高杉晋作が~」など言い出したら、

また下関へ行くかもしれません。

いや、ひとりで勝手に行くかもなぁ。

 

 

 

いつも読んでくださりありがとうございます