はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

対話とAIと武術

最近見たNHKの番組が、

とても興味深かったので記録しておきます。

 

 

 

7/8のNHK クローズアップ現代は、

大好き、土井善晴先生でした。

“ええかげん”でいい 土井善晴 自由を感じる家庭料理の提案 - クローズアップ現代 - NHK

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料理とは、

素材を想うこと。自然を想うこと。

人間と自然とのコミュニケーション、

食材との対話であること。

 

 

とき(時間)とは、

ものと人、人と自然との関係性の中に

その両者が溶けあうことを、ときという。

だから、

自分の時間だけ一方押し付けない。

相手にも時間があるということを認める、ということ。

それぞれの人に敬意を払う、

それぞれの食材、ものに対しても敬意を払う、

それが本当の多様性だと思う。

 

自分で発見するということをもっとしてほしい。

私たちはすべてのものに託してきた。

字を書くことを、ワープロに託した。

考えることさえ、いまAIとかに託する。

「わたしたちは何なの?」

やっぱり人間である。

自分で料理して食べる、ということをやってみたら、

はっと気づくこともある。

 

「ええかげん」とは、「自分で考えろ」ということ。

自分で判断するところに初めて自由がある。

自由とは選択すること。

それが失敗であっても、経験になって次に役に立つ。

自分で「ええかげん」に考えることが、

幸せになる力だと思ってます。

 

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土井先生は、

人に対してだけでなく、

ものに対しても、

すごく敬意を払っていらっしゃることが、

ほんとにひしひしと伝わる。

それは、憧れの中村桂子先生にも感じること。

中村先生も、すべての生きものに対して敬意を感じます。

敬意があるからこそ、自然と対話ができるのでしょう。

 

 

 

 

対話と言えば。

 

 

Eテレ「The Wakey Show」で

大阪・関西万博のパビリオン紹介週間がありました。

紹介されたパビリオンの大半が、

めちゃめちゃ電力大量消費しまくってそうなAI全力推しで、

そんなに観に行きたいと思わなかったのですが、

河瀬直美プロデューサーの

「Dialogue Theater いのちのあかし」は、

EXPO'70の岡本太郎太陽の塔」のような存在だと感じました。

https://youtu.be/t0hz0VFNWkE?feature=shared

 

対話は、敬意がないと成立しない。

 

娘が、学校にいると、

「すごいでしょ」「私可愛い」「オレ天才」アピールの人と、

「おまえ、あほやな」と人を下げる人が多すぎて、

ほんと疲れる、とよく言います。

会話も、マウントの取り合いになっていくらしい。

相手への「敬意」がないのだな。

きっと身近に、

敬意を払うお手本となる人たちがいないのでしょう。

これはほんとに、大人の問題。

いま選挙前だからか、特に感じるのは、

自分の主張が正しい、あの人は間違っている、

言葉の攻撃の仕合で、対話になっていない。

 

確か、

関西の公立小中学校は、

みんな関西万博へ行くことになっているので、

「Dialogue Theater いのちのあかし」で、

対話を体感してほしいなと思ったりします。

 

 

 

もうひとつ、

土井先生の言葉、「考えることさえ、AIに託する」。

何でもAIに託すのではなく、

AIにできないことをするってなんだろうと考えていたら、

ちょうど良い番組がありました。

 

「明鏡止水」という番組で、

野球をするときの身体の使い方を

「武術」で解明する回が放送されました。

明鏡止水 - NHK

 

 

「明鏡止水」は、

夫が以前弓道を習っていたときの先生が、

出演されたことがあったり、

私もずいぶん昔に武術太極拳(太極剣)を習っていたので、

ちょっと武術に関心があり、

ちょこちょこ見ていましたが、

今回は息子がやっている「野球」がテーマだったので、

録画しました。

 

 

野球も、武術も、

重心を意識すること、

連動すること、

身体を柔らかくして力まないなど、

身体の使い方に共通項があって、

おそらく、

どんなスポーツでも、どんな流派の武術でも、

極めていくと、

身体の使い方が同じような境地に

到達するんだろうなと感じます。

 

上達する方法をAIに聞いたら、

言葉でコツを教えてくれるだろうけれど、

それを体得するには、

自分で動くしかない。

 

スポーツや武術でなくても、

料理でも、自分で動いてみることが大事ってことやね。

 

 

AIとのつきあい方。

うちでは、娘の英語学習に使っています。

AIに英作文を丸投げするのではなく、

自分で書いた英文を添削してもらったり、

問題集を解いていて、

分からないところを訊いてみたり、

問題を作ってもらったり、

塾へ行かなくても、

気軽に質問できる先生がいる感じです。

 

 

 

中3の娘。

8月のコンクールで吹奏楽部も引退です。

高校でも、吹奏楽部に入るかはまだ決めていないけれど、

弓道を習いたいなぁと言っています。

娘は弓道、息子は野球を通して、

身体の使い方を体得していくと面白いだろうなぁと

思っています。

 

 

 

 

 

いつも読んで下さりありがとうございます