娘が、
推しの福岡公演に
めっちゃ行きたい!どうしても行きたい!と
言いました。
娘ひとりで行かせる訳にはいかないので、
夫に相談すると、
その日は出張で沖縄だからサポートできない、
子どもたちと3人で行っておいで!と
娘の推し活に賛成したので、
3人で福岡へ行くことにしました。
時期的に今は娘の部活(吹奏楽部)が
卒業式やスプリングコンサートの準備で
忙しくて休めないので、
日帰りの弾丸ツアーです。
福岡は、
お友達のおうちに遊びに行った以来、
7年振り。
当時3歳のイヤイヤ期息子を連れての3人旅は、
なかなか大変でしたが、
今では、
鉄道好きの息子に乗り換え検索を任せると、
新幹線の手配などさくさく進むし、
○番線○時○分発の○○行きに乗るよ!と、
前のめりで案内してくれるようになりました。
息子に、
福岡でしたいことを訊くと、
「西鉄に乗りたい!」と返ってきました。
ちょうど娘の期末考査範囲だった「元寇防塁」や、
金印が常設展示されている福岡市博物館行きを
漠然と考えていましたが、
西鉄に乗りたいなら方向が全然違う…
それなら西鉄で太宰府かなぁと思い、
九州国立博物館の展示を調べると、
「長沢芦雪展」の会期中だと分かり、
即、太宰府行きに決めました。
娘に言うと、
「はぁ?ろせついぬ?」と言う反応でしたが、
娘の推し活も、息子の乗り鉄も、私の芦雪犬見たさも、
全部叶う、Win-Win-Winな計画です。
新幹線で博多駅へ行き、
地下鉄で移動し、
息子熱望の西鉄に乗りました。
西鉄は、特急も急行も普通も、
車両が決まっていないところが
息子にとってワクワクして面白いようです。
途中
「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」や
「観光列車 旅人」とすれ違い、
大喜びでした。
西鉄福岡~太宰府間の往復で
5000系、3000系、9000系に乗れて大満足。
太宰府天満宮でお参りして、
ご朱印を頂いて、おみくじを引き、
御神牛をなでました。
九州国立博物館へ行くのは、
阿修羅展以来、約15年振り。
長沢芦雪展は、
前期と後期で展示替えがあり、
私たちは前期展示を見ることができました。
後期では若冲や応挙も展示されるようです。
芦雪の描く犬が
モフモフわふわふで可愛すぎて
いつまでも観ていたい気持ちになりました。
犬だけでなく、
虎や龍は迫力あって圧倒されたし、
雀や子雀、シジュウカラ、亀など、
小さい生きものもすごくよく観察して
描かれていることに感動しました。
普段、展覧会へ行っても
グッズは必ず使う
絵葉書か一筆箋を少しだけ買うと
決めているのですが、
「降雪狗児図」の絵葉書では、
白い子のモフモフ毛並みがよく見えなかったので、
勢いで色紙を買ってしまいました。
額に入れて飾ります。
「はぁ?ろせついぬ?」と言った娘は
かなり展覧会を楽しんでいましたが、
息子が疲れた~疲れた~というので、
常設展は観ずに博物館を後にしました。
梅ヶ枝餅を食べたり、
隈研吾設計のスタバへ行ったり、
すみっコぐらしのお店で限定グッズを買ったり、
太宰府を満喫しました。
その後、コンサート会場へ行き、
テンション上がり嬉しすぎて泣く娘を見て、
子どもたちそれぞれの「好き」を尊重すると、
ものすごい推進力というか、
頑張るエネルギーに変わっていくのだから、
これからも否定せず共感していこうと感じました。
私も
芦雪の描く絵に元気をもらいました!
(絵葉書も買っちゃった)
いつも読んでくださりありがとうございます