はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

手放すときの呪文

娘の手放しも、少しずつ、着々と進んでいます。

これまでの工作で、お気に入りのものを残していましたが、

2つだけ残して、全部捨てました。

昨年10月から始めた学研教室の教材も、

教室でファイルに閉じて、

いっぱいになったら持って帰ること3冊目、

一度も見返していないから全部要らないわ、と、

ファイルから全部出して、捨てていました。

 

子どもは「これだけ頑張った」と視覚で分かる方が、

達成感があるので、残したいというものは残しています。

無理矢理捨てさせない、勝手に捨てない。

自分でもういい、と思うときまで待ちます。

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娘に、私が手放し作業中に脳内再生し続けている呪文(歌)を教えました。

F-BLOOD「FLOOD#1」です。

 

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あなたが教えてくれたこと

今の自分の中で生きてる

あなたが与えてくれたもの

今ここにいる自分自身

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今まで出会った先生やお友達との日々は、

しっかり心の中に残っているし、

受けた影響や感化されたことで、

既に自分がつくられている。

 

お友達からもらったものも、少しあれば充分。

工作も、たくさん作ることで技術は身に付いているから、

ほんとのお気に入り以外は捨てても大丈夫。

今ここにいる自分自身の中に、大事なことは全部入っている。

そう伝えると、さらに手放しが加速しています。

 

私の次の手放しは、婚礼箪笥です。

数年後にある引っ越しのタイミングで手放します。

結婚のとき、私は要らない、と言うのに、

これくらいは準備しないと、と婚礼箪笥を買った両親。

物で愛情を示せると考える(見栄もある)古風な親なので、

両親が生きてる間は、親の気持ちを尊重して、

捨てずにおこうかと思っていましたが、

私の中に、両親からもらったものがたくさんあるので、

もういいかな、と思えてきました。

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最初から要らないと感じるものは、10年以上経っても要らない気持ちのまま。

自分の子どもには、ものの押し付けはしたくない。