村山彩さんの
「あなたは半年前に食べたものでできている」
を読みました。
正しい食欲を取り戻すと、
食べたいものを食べていれば、自然に健康が維持されますよ、
というお話。
正しい食欲を取り戻すためには、食欲のセンサーを正しくすること。
そのために、20分以上の汗をかく運動をして、
お腹を空かせてから、バランスの良い食事をとることで、
だんだんセンサーが磨かれてくる、ということ。
この感覚、わかる!と思い出しました。
20代の頃、毎日自転車で40~50キロを走っていました。
あるとき、お友達とおしゃべりする中で、
自転車で琵琶湖一周しようよ、と盛り上がり、
二人で1泊2日で走ることにしました。
お友達が、
水と麦茶、バナナとゆで卵を補給食に準備しておくといいよ、と
教えてくれました。
長距離を走っていると、
今は水がほしい、今はミネラルがほしいから麦茶、
今はタンパク質のゆで卵がいい、
今は糖質のバナナがいい、とか、
身体が要求してくるよ、面白いよ~と。
えぇ?ほんまに?バナナはわかるけどゆで卵?と、
理解できなかったのですが、
50キロ以上走ると、なんかゆで卵食べたい‼とか、
今は水だけでいい、とか、
だんだん身体の声が聞こえてきました。
1日100キロ以上走ると、
身体も極限に追い込まれてくるので、
感覚が冴えてくるのだろうと思います。
今はラジオ体操と自転車で10キロ走る程度しか動いてない、
全く自分の身体の声が聞こえないから、
本の提案通り、
20分以上の汗をかくぐらいの運動を始めようと
やる気が出てきました。
食欲センサーが正しく動き始めたら、
もしかしたら私は、
災害が起きた非常時など、
水と麦茶とバナナとゆで卵で大丈夫って
思うかもしれない…