たまたま見た
Eテレ「シュガー&シュガー」で、
俳優の斎藤工さんが
ブランコに乗りながら話されていたことが、
とても興味深かったです。
コロナ禍になってウイルスについて知りたいと思い、
「土と内臓」という本を読み、
人間と常在菌の関係性は、
9割が常在菌で、1割が僕らの部分であると知ったので、
常在菌を主役にして、菌の状態を良くしていけば、
コロナウイルスに対抗できるのではと思い、
発酵食品にすごく注力している。
発酵食品を見ていると、
発酵も腐敗も同じ状態、
人にとって有益なら発酵、そうでないのは腐敗というだけ。
実は、人間も食物と同じように
年を重ねると、発酵的な人と腐敗的な人がいるということに
気づいてしまった。
その人の周りを見れば、
この人はどういう状態か分かる、
周りの人の良いところを引き出している発酵体か、
周りをかびさせてる腐敗体か。
自分が魅了される人は超発酵体だなと思う、という話。
ちょうど、
「菌の声を聴け」「田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」」を
読んでいたので、
斎藤工さんも「菌の声を聴」いている方なのだと
驚きました。
小麦をあまり食べないようにしていますが、
「腐らないよう処理された」輸入小麦が体に合わないのだろうな。
タルマーリーのパンを食べてみたいな。
「菌の声を聴け」の一節、
ーーーーーー
かつて人間が自然とともに生きていた時代に
存在した技術や道具を取り戻すことで、
じつは私たちの仕事や暮らしはもっとラクで楽しくなる。
私たち夫婦はこれまでのパン作りと子育てで、
そう実感してきた。
ーーーーーー
に心が惹かれるので、
来年は「菌の声を聴」く耳を持つのが目標。
この「菌の声を聴け」にも、
少し前に読んだ本間真一郎さんの本にも、
三砂ちづるさんの本が出てきました。
みんな、繋がっているようです。
私が関心を持つベクトルの方向、ということかな。
菌の声を聴く、斎藤工さんにも注目しよう。
いつも読んでくださりありがとうございます