はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

共有できる幸せ

3月下旬にあった、

娘の吹奏楽部のスプリングコンサート(定期演奏会)へ

京都から母が聴きに来てくれることになりました。

 

10年前なら、

JRの「ジパング倶楽部」を利用して

ひとりで新幹線に乗って

孫の運動会などを見に来てくれていましたが、

コロナ禍で出歩くことが激減した結果、

足の筋力が衰えて杖が必要になり、

ひとりで新幹線に乗って来ることは危なくて、

できなくなりました。

 

母がうちへ来てくれるのは最後かもしれない…と思い、

行きは息子と私が迎えにいき、

帰りは娘が送っていくことにしました。

 

 

ただ母を迎えにいくだけというのもなぁ…ということで、

息子と計画。

 

早朝の新幹線に乗り甲子園でセンバツを観戦し、

乗り鉄息子が乗りたい関西の鉄道を使って実家へ寄って、

母と一緒に帰ってくる、日帰り弾丸ツアー。

 

甲子園でセンバツを見るの、5年振り!

 

 

写真が残っていました。

当時幼稚園年中組の息子が、

なぜか縁もゆかりもない明石商業の

中森投手(現ロッテ)や水上捕手(楽天)、

来田選手(オリックス)のファンになり、

熱心にテレビ中継を見るので、

一度連れて行ってみたのでした。

以前は開会式のプラカードを持たせてもらえた!



5歳だった息子は、試合途中で飽きて球場を出ましたが、

今の息子は飽きずに、ずっと熱く応援していました。

家ではスコアを書きながらテレビ観戦しているので、

試合の見方もずいぶん変わってきました。

 

 

 

 

そのうち、

私が連れていくこともなく、

自分でいろいろなところへ行くようになるんだろうな…

 

娘も、

緊張したスプリングコンサートが終わり、

年度内の部活が終わると、

母を送るため一緒に京都へ行き、

3泊してひとりで新幹線に乗って帰ってきました。

(大阪在住の兄が新幹線ホームまで送ってくれました)

 

 

だんだん動けなくなる母と、

行動範囲が広がる子どもたち。

 

それぞれと過ごす時間に

限りがあることを感じるので、

共有できる時間を大切にしたいです。

 

 

 

 

いつも読んでくださりありがとうございます