はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

七夕の短冊と、「テストのために勉強なんかするんじゃねぇ」

娘が中1の時に学校で読んで、

面白すぎる!と大絶賛、

それ以来、図書館で何度も借りて読んでいる

日本人の知らない日本語」。

頻繁に借りるのでもう買おうかと思いましたが、

ちょっと古い本だからか、

常に図書館に並んでいるので、

読みたくなったらその都度借りています。

 

息子はもう覚えるくらい

繰り返し読んで、その度に笑っているのですが、

日本語学校で日本語を学ぶ外国人の方々が、

七夕に、

願いごとを短冊に書いて笹に飾る面白エピソードが

お気に入りのようです。

 

そういえば、

小さい頃は毎年短冊を書いていたけれど、

しばらく書いてないね、

「今なら何て書く?」と、

娘が言いました。

 

え~……家内安全、無病息災、と答えると、

「まぁ…そうやろうけど、そうやろうけど、夢がないな」と返ってきました。

 

夫も、家族が元気で充実した日々が過ごせるように、と言い、

まぁ、親の願いは結局それよね…と納得。

 

息子は「関西の鉄道にいっぱい乗れますように!」

さすが、乗り鉄

 

当の娘は、

クラリネットが上達しますように…って、

これ自分の努力次第やん。

オール5キープって、

これも自分の努力次第やん。

って思ったら、

やっぱ、推しに会えますように。かな」とのこと。

そうね。推しに会えると良いね。

 

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ちょうど、小5の息子が国語の授業で、

国文法の、尊敬語・謙譲語・丁寧語を習ったようで、

語呂合わせとかで覚えなくても、

日本人の知らない日本語」のお蔭で、

余裕で分かったわ~と言っていました。

 

そういう息子を見ていたら、

自分が高3の時に大学受験勉強をしていて、

分からない問題を英語の先生に訊きにいったときに、

丁寧に解説してくださったあとに

「お前なぁ、テストのために勉強なんかするんじゃねぇよ」と

言われたことを、ちょいちょい思い出します。

当時は「はぁ?じゃあ何を勉強したらええねん!」と思っていましたが、

今なら、思考が逆だった、

テストのために勉強するのでなく、

勉強の理解度をみるのがテスト、ということが理解できます。

テストのために勉強すると、

そこで頭打ちになってしまうのだと、分かります。

 

 

私は日本史を「テストのために勉強していた」ので、

全部忘れて、知らないことがいっぱいです。

息子は歴史に興味があるから、

歴史漫画、歴史本、歴史番組、歴史好きのお友達との会話で

どんどんどんどん吸収していろんなことを知っています。

 

息子が、

壇之浦古戦場や長州藩大砲跡に行きたいし、

門司城跡と九州鉄道記念館にも行きたいと、

日帰り乗り鉄旅の計画を立てました。

鉄道と歴史を両方満喫。

こういう経験が、地理や歴史の知識となっていくのでしょう。

 

今、小5の息子も、中2の娘も、

周りが塾に通っていて、

中学受験、高校受験で、偏差値がどうの~こうの~

という話もよく聞くのだけれど、

私としては、

これから少子化傾向が加速するなか、

生徒数を確保したくて、

学校や塾側が、

親や受験生を焦らせあおっているように感じるので、

あまり情報収集せずに、

マイペースに進んでいきます。

 

 

娘は前期中間考査が終わり、

部活はコンクールに向けてギアが上がったので、

息子と二人、週末出掛けてきます。

 

 

 

 

いつも読んでくださりありがとうございます