はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

一年前、引っ越し難民になりました

もうすぐここへ引っ越してきて一年になります。

築50年の賃貸一戸建て、お庭もあります。

ほったらかしのお庭ですが、先月下旬に何か出てきました。

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先日、花が咲きました。キズイセンでした。

以前住んでいらした方は、どうやら球根のお花がお好きだったようで、

名前を知らないいろんなお花がちょこちょこ咲きます。

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一年前、転勤の辞令が出て、引っ越し先を急いで探し、

引っ越し業者さんに連絡をしたら、4月下旬しか引き受けられない、

3月中なら4倍の価格になると言われました。

 

夫の仕事は4月1日から始まるし、

子ども達の幼稚園と小学校も、4月8日に始まる、

どうしようか…と悩みました。

会社の経費で費用は出してもらえるけど、4倍の価格はおかしい、

とりあえず、すぐ必要なものだけ運んで仮引っ越しし、

3週間乗り切って、本引っ越ししようと決めました。

 

幼稚園や小学校で使うもの、衣類、ホットカーペットなどは宅急便で送り、

圧縮した布団類、ガスレンジ、オーブンレンジ、ちゃぶ台、

最小限の調理器具や食器などを自家用車に積んで仮引っ越ししました。

 

冷蔵庫、洗濯機、エアコン、自転車のない生活を3週間。

一番大変と感じたことは、

4人分の洗濯物を抱えて徒歩でコインランドリーへ行くことでした。

冷蔵庫もないので、毎日スーパーへも徒歩で行っていました。

自転車があったらなぁ…と心底思いました。

 

冷蔵庫の代わりに、大きめの発泡スチロールの箱に

スーパーでもらった保冷用の氷を入れていましたが、

基本的にお肉や魚などは食べきり、冷凍食品は買わないようにすると、

要冷蔵の調味料と、牛乳やちくわやソーセージ、豆腐、お揚げくらいが

箱に入れば充分と分かりました。

幼稚園のお弁当がなかったら、ちくわもソーセージも買わないし、

意外と冷蔵庫って小さいもので良いのだと気づきました。

 

仮引っ越しを3週間してわかったことは、

意外と必要なものは少ないということでした。

私にとって一番必要なものは自転車で、

自転車があれば時間と労力の節約になると確信しました。

本引っ越しで、荷物を全部運び込んだ時に感じたことは、

このほとんどは要らないものなんじゃないか、ということでした。 

 

引っ越し難民になったことは、

最低限必要なもの、あると便利なもの、

あると気持ちが落ち着いたり元気が出るもの、を

見極めるきっかけになったので、

このことを忘れずにいたいと思っています。