そろそろ娘のお誕生日が近づいてきたので、
プレゼントに欲しいものがあるか訊いてみたら、
自転車がちょっと小さくなったから、新しいのが欲しいと言う。
確かに、7歳のお誕生日に買った自転車が22インチ、
買ったときはちょっと大きめだったけど、
3年で20cmほど背が伸びたら、自転車も小さくなるのね、と、
改めて気づく子どもの成長。
すぐ近くの自転車屋さんへお父さんと見に行っておいでと送り出し、
しばらくして、カタログを抱えて帰ってきました。
ジャイアントに決めた、と言うので、
「子ども用」のクロスバイクを選んできたと思いました。
娘がカタログを開き、これに決めた‼と指を差したのは、
「女性用」のクロスバイクの、一番小さいフレームでした。
子ども用の一番大きいフレームも、
女性用の一番小さいフレームも、
350mm、同じサイズ。
子ども、ではなく、
小さい女性なのだ、と、はっとしました。
そして「子ども用自転車」でなく、
「大人用自転車」から小さい身体でも乗れるものを
選択肢に出した夫とお店の人に、感謝しました。
来月で10歳、
今までも、基本的に子ども扱いしないというか、
「小さい他人」として向き合うことを意識してきたけど、
一人の女性として尊重しなければ、と、
大きな気づきがありました。
自転車が届くのは一週間後。
気に入ったものが見つかって良かった、良かった。