四連休は、お墓参りに義実家へ帰省したり、
公園で身体を動かしたりして過ごしました。
日中にキャッチボールしたり、縄跳びしたりできる
季節になったんだな。
空に浮かぶ雲も、すっかり変わりました。
とりあえずの衣替えは、
長袖パジャマを出したこと、朝寒いときに羽織るフリースも出したこと、
日中に羽織る薄めの上着を出したこと、で終わり。
夏服の整理は、
今季でサイズアウトのもの、あまり着なかったものを手放し準備。
気に入ってる着やすいものは、まだまだ活躍。
先日、NHKBSで放送された映画「364日のシンプルライフ」を録画し、
見ていたら、娘も寄ってきたので一緒に見ました。
主人公はフィンランドの26歳の青年ペトリ。
持ち物全部倉庫へ預けてリセット、
1日1つずつ必要なものを倉庫へ取りに行く、
1年続けて、その間はものは買わない、というドキュメンタリー。
ペトリは
50~60個倉庫から取り戻したあとは、
特に欲しいと思えるものがなくなった、と言います。
ものがなくても寂しくない、退屈しない。
でも、恋人がいないのは寂しいね、という、いとこと会話。
実験の結果、
生活するのに最低限必要なものは、
100個くらいだと分かった。
楽しく快適に過ごすには、
もう100個くらい必要だ。
何かを所有すると責任がうまれ、物は負担になる。
どんな負担を抱えるべきかは、自分で選びたい。
人生を形づくるのは、持ち物じゃない。
と気づきます。
映画に出てくるペトリのおばあちゃんが素敵。
名言がいっぱい。
「本当に必要なものは 自分にしか分からない
節度を知るにはそれしかないわ」
「幸せは 持ち物では測れない
人生は物以外のもので 築いていくべきなの」
「女は男より持ち物が多いの
いろんな物が必要なの
でも家庭を作るのは
物ではなく もっと別なものよ
物は小道具にすぎないわ」
観て思ったのは、
ペトリは、目の前からものがなくなっても、
人との繋がりがしっかりある。
何でも手伝ってくれる弟、
ベッドやソファーを一緒に運んでくれる友達、
迷った時は相談に乗ってくれるおばあちゃん、
お母さん、いとこ、そして新しい恋人…
持ち物で、自分を豊かに見せていたけれど、
「もの」以外の価値に気づいていくペトリ。
ペトリの実験と同じことをしなくても、
映画を観るだけで、自分も「もの」と向き合うことができます。
娘は何度も繰り返して観ています、すごく感化されたようです。