はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

子どもの字のこと

中1の娘の硬筆の習い事が

9年目に入りました。

 

はじまりは、

幼稚園降園後に遊んでいたお友達数人から

「○曜日と○曜日は硬筆に行くから遊べない」と言われて、

「私も硬筆行きたい!」と言い出し、

幼稚園年中さんの1月から通い始めました。

小3になるタイミングで引っ越したので、

教室に通ったのは3年ちょっと。

引っ越し後は

月4回、先生に課題を書いて送って、

添削して頂き、通信で続けています。

 

だいたい2~3枚、

調子の良いときは5~6枚、

ちょろちょろっと書いて送ります。

先生から同封されてくる、

一文字練習の紙は、スルーしてやらない。

先生にめっちゃ失礼やんって言うと、

ふて腐れます。

 

月2回しか送らないときもあるし、

昇段試験課題も、展覧会課題も、

通常の課題と同じように、

ちょろちょろっと書いて送るので、

「もうちょっと真剣に取り組んだら?」

「約束の月4回送ることができないならやめれば?」

「小学校卒業のタイミングでやめれば?」

と何度もイラっとして口出しし、

「絶対硬筆はやめへん!」と言い返す娘と

ケンカをしてきました。

 

細々と

ちょろちょろっと書く程度なので、

お手本があれば何とかなるけれど、

お手本のない、

普段書く字は全く綺麗になりません。

小さい、くちゅっとした字で、

「ら」か「う」か、どっちか分かりません。

前回国語の定期考査で、

句点が小さすぎたため、

まるに見えずピリオドみたいだと、

数問バツになっていました。

 

 

それを娘に言うと、

「綺麗に大きく書かなあかんときはちゃんと書いてるし!」

と返ってきます。

 

 

 

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小4の息子は、

お手本通りに書くのが嫌だと言い、

硬筆は習っていません。

 

小1の頃は、

担任の先生が綺麗に書けた字に

虹色鉛筆ではなまるを付けて下さったので、

それが嬉しくて

丁寧に書いていましたが、

年々、どんどん、

雑で汚くなってきました。

 

今や、

息子の書くノートの字が読めません。

 

先生が読めるようにもっと丁寧に書けば?と言うと、

頭に浮かぶことを書くと、こうなる。

先生は読んでくれる。

漢字のテストでは、

折れとかはねとか、

気をつけて書いてね~って先生が言うから、

ちゃんと書いてる!

と返ってきました。

確かに。

 

 

今年の担任の先生は、

経験豊富な余裕のある先生で、

息子の個性をそのまま受け止めて下さるので

(給食の苦手なものは微量にして完食できるようにして下さったり)

うまくいっていますが、

来年度の担任の先生が、

字に細かい先生やったらどうしようかとほんとに心配。

 

 

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つむじさんの

「子供の字の汚さについて考えた」を拝読し、

子どもたちも

それぞれちゃんと考えて、

丁寧に書くべきところは書いているようだし、

二人とも左利きで、

左から右に流れる文字の書きにくさもあるだろうし、

字について口出しするのはやめようと、

反省しました。

aka-net.hatenablog.com

 

 

目の前のことがずっと続くように感じて、

視野が狭く狭くなりがちですが、

中高生のお子さんがいらっしゃるブロガーさんの記事を読むと、

少し先の未来が見えるようで、

視界が広がるように感じます。

 

まだまだこれから

字も変わっていくのだと分かったので、

周りから褒められたり、

先生に減点されたりする経験を通して、

子どもたちの字が変わっていくことを

見ていきたいです。

 

 

 

 

 

いつも読んでくださりありがとうございます