はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

最後の手作りの予感

あと1ヶ月ほどで、6年続いた「幼稚園児の母」生活が終わります。

子どもが幼稚園に通っていると、

お手提げ袋や体操服袋、弁当袋、コップ袋、ガーゼマスクなど、

子ども用やお友達にあげる用、バザー出品用に、

ちょこちょこ作る機会があるけれど、

小学校に入ると、作るものも減るので、

(30cmものさし入れと、ハンカチとティッシュを入れるポシェットだけ)

今回の息子の入学グッズが、手作り最後になるのだろうと思います。

そのうち、手作りのものは恥ずかしいとか言い出すでしょう。

 

息子に、どんな布地が良いか訊くと、

柄が無い方がいい、青色が良い、という答えが返ってきました。

今まで、息子は鉄道好きだからと、

新幹線や電車柄の生地であれこれ作っていましたが、

そういうのはもう要らないらしい。

息子が選んだのは、青と白のシマシマ柄でした。

 

息子のお手提げ袋や体操服袋を作るなら、

私のも一緒に新しく作ってほしい、と娘が言い出しました。

入学時に作ったものが、ちょっと幼い柄に見えてきて、

持つのが恥ずかしくなってきたそうです。

3年経つと、好みも変わるのは当たり前。

市販のものにしたら?と聞いたけど、

好きな柄で作ってもらう方がいい、とのこと。

そして選んだのは、リス柄。

これまた数年後、恥ずかしいとか言いそうと思ったけど、

その頃には市販のものが良いと言うでしょう。

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私は布小物類を母に作ってもらったことはありません。

母はお裁縫が苦手で、私の上履き入れやコップ袋は、

器用な父がミシンで作ってくれていました。

小学生の頃から、家のミシンを使って、

自分でいろいろ作っていた記憶があります。

 

手作りグッズは母が作るものである、とも思っていないし、

手作りイコール愛情とも思っていません。

お友達に園グッズ作りをお願いされたら引き受けますし、

作るのは好きだから、子どもが作ってと言う間は作るし、

でもそれももう終わりに近づいているから、

振り返ると数年の期間限定だなぁと思います。