はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

そろばんは計算力というよりイメージ力かもしれない

息子がそろばんの検定試験6級を受けて、合格点は充分あったようです。

先生に、試しに5級の見取り算やってみる?と言われて挑戦したら、

意外とできた、と喜んでいました。

一昨年の10月から習い始めて1年5ヶ月、

ちょうど1年前の10級の頃と較べると、ずいぶん進んだなぁと実感します。

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息子は小さい頃から数字が好きで、

2~3歳の頃はよく「1から100まで書いて‼」と言うので、

ノートにひたすら数字を書いていました。

娘はよく「アンパンマン描いて‼」と言っていたので、

それぞれ個性があるなぁと思います。

 

娘が小学1年生になり、単語帳のような「計算カード」で

足し算引き算を反復するようになると、

幼稚園年少の息子も一緒に計算カードを反復し、

よく、走っている車のナンバープレートの数字を

足したり引いたりする遊びをしていました。

 

 娘が小学2年生になると、九九カードで九九を覚える時に、

息子もやりたい‼と、九九カードを取り合いすることが増え、

それならと息子用に同じものを準備したら、娘より先に九九を覚えました。

 

そんなに数字好きならたぶんそろばんが良いんじゃないと思い、

一番近くのそろばん教室に、幼稚園年中組でも通えるか問い合せ、

良いですよ、と言って頂けたので、通えることになりました。

半年後には、転勤で引っ越すことになりましたが、

そろばんは楽しいから続けたいと言うので、

近くで新たに教室を探し、週2回で通っています。

 

私はそろばん未経験なので、

そろばん=計算力と思っていましたが、

子どものそろばんを見ていて分かったのは、

そろばんの玉の動かし方さえ、しっかり覚えたら、

あとは、目の前の数字を入れていくだけで答えが出てくる、

電卓のようなものなのだということ。

頭の中のイメージで、そろばんの玉が動かせるようになると、

暗算のスピードもどんどん上がっていくのでしょう。

英語の得意な人が日本語を通さず英文を考えるように、

数字を玉の動きに置き換えるだけで勝手に計算ができてしまう感じ。

玉を正確に早く上げ下げする手先の器用さも鍛えられそうだし、

検定試験は7分で15問解くので、集中力もついてきました。

 

娘も、息子が楽しそうだから私もやりたいと言い、

3年生から始めましたが、既に九九を覚えているので、

15級から5級まで一年で駆け上がりました。

「楽しい‼」「面白い‼」ってすごいエネルギーになるのだなと実感。

 

「エラトステネスのふるい」で素数を探す息子、

電卓でなくそろばんを使うところが、

そろばんが道具として馴染んでるんだなと思い、

続けて良かったと感じています。

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