はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

「空気」を読んでも従わない

先々週は息子が、先週は娘が、

朝、「学校へ行きたくない」と言いました。

こういう時は、話を聞く。

まだ話してくれる年齢で助かる。

結局、息子は1日休み、娘は3時間目から登校しました。

 

息子は、授業中の私語が増えてきてうるさいのが嫌、

給食に食べられないものが出てくるのが苦痛、と言いました。

担任の先生と話をすることにしました。

 

娘はだんだん「女の子グループ」で悩むことが出てきたようです。

こんなときは、この本「空気を読んでも従わない」が助けてくれます。

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同調圧力をかけてきたり、マウントを取ってくる子は、

自分の中に自信がなくて、自分の回りのもので自信を持つから、

人をけなして下げることで、自分は上だと思ったり、

可愛いものや高価なものを持っていることで、

自分の価値は上だとアピールしてくる。

可愛くてオシャレなお友達がいる、

格好いい男の子と仲が良い、とか、

自分自身じゃないところで、自信を持つから、

自分の回りの自信を支えているものがなくなりそうと感じたら、

不安になって攻撃してくるんじゃないかな。

だから、攻撃を受けても、

この人は中身が空っぽで自信がないのね、と、思えばいい。

 

誰かが言い出したことに合わせて自分の興味ないことをするより、

一人でも、自分の好きなことをする方がいいわ、と、

娘は思ったようです。

 

子育てのゴールって、

子どもが、

偏差値の高い大学に通うことでもなく、

高給な職業に就くことでもなく、

外見の整った配偶者を見つけることでもなく、

高価な服や、ブランド品で自分を飾るお金を持つことでもない。

 

自分で生活する力をつけること、

自分の得意なことで人の役に立つこと、

この2つが大切だと伝われば、子育てのゴールなんだと思う。

 

自分の得意なことをしっかり伸ばす、

それを妬みや嫉みで邪魔してくる他人は、切り捨てる。

学校が世界の全てでもないし、

友達100人いなくていい。

大事なお友達が既にいるから、大丈夫。