お茶碗を割ってしまいました。
娘や私が使っている、無所属のお茶碗。
洗っている時に手が滑り、
あ、と叫んだときには、真っ二つ。
叫んだから、家族が集まってきて、
「大丈夫?」「けがしてない?」
と声を掛けてくれました。
「そういうときもあるよね」と息子がフォロー。
ありがたい。
わが家の食器は、ほぼ頂き物です。
大量の頂き物の食器を手放し、よく使うものだけ残しました。
頂き物の中に無い欲しいサイズのものは、無印良品で買いました。
白で使いやすいし、お手頃だし、という理由で。
ふと、
大量にある食器の中から、
使いやすいものを選んで残したけど、
自分の好きなものを買ったわけではないな、と気づきました。
「使い勝手の良い」食器の集合体。
子ども達なんて、自分の食器を選ぶことすらしてない。
息子は、幼稚園からお誕生日プレゼントに頂いた、
イエスさまマリアさま柄の食器を
気に入って使ってるから良しとして、
お茶碗が割れたこの機会に、
娘には、お茶碗とマグカップを
お店で何でも好きなの選んでいいよ、と言おうと思いました。
高くても、キャラものでも、ハデハデでも、いい。
娘のマグカップは夫が景品でもらってきたものだし、
ついでに替えてみよう。
食器やさんへ行き、
あれこれ手に取りながら、選び、迷い、決めました。
想像より、なかなか渋めの選択。
青や緑が好き、グラデーションが好き…
ちゃんと、娘の「好き」が反映されていると感じます。
波佐見焼のお茶碗は大きめかなと思ったけど、
くらわんか碗は持ちやすくて良いみたいです。
食器選びって、
お料理をする人に決定権は委ねられていることが多いから、
たぶん、子どもの食器も、
お母さんが、うちの子はこれが好きそう…って買ったり、
プレゼントで頂いたものを、
そのまま使いがちなんだろうな。
お店の商品を割る危険性があるから、
子どもは食器屋さんに連れていかないだろうし。
子どもが自分で食器をお店で選ぶって、
すごく良いことかもしれない…
息子も、幼稚園プレゼントの食器を卒業したら、
お茶碗とマグカップを自分でお店で選んでもらおうと思います。