はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

「すずめの戸締まり」と「かえるくん、東京を救う」

娘が、

映画「すずめの戸締まり」を観たいけれど、

ちょっと恐そうだから迷う…と言うので、

小説を読んでから、

映画を観るか決めたらいいんじゃないかな、と、

文庫本を買ってみました。

 

小説を読んで、

映画も観てみたい、と言うので、

ふたりで映画館へ行きました。

映画館へ行くのも久しぶりです。



 

私はあまり情報入れずに映画を観たいので、

小説は読まずに観ましたが、

NHKクローズアップ現代で、

新海監督が

村上春樹さんの「かえるくん、東京を救う」の話をされてるのを聞いて、

遠い遠いむかしに読んだときの感情が、

もわっと心の奥底から浮かんできて、

映画を観ている間、

その感情が自分の中に充満していました。

www.nhk.jp

 

 

本はもう手放しているので、

図書館で検索してみました。

若い人々が読むための短編小説を

著者自身で選び編集された本がありました。

娘も読むのにちょうど良いかもと思い、

神の子どもたちはみな踊る」より、

こちらを借りました。



私は娘から小説すずめの戸締まりを借り、

娘に、かえるくん、東京を救うを渡しました。

 

 

映画では、

鈴芽の回りによくモンキチョウが飛んでいたけれど、

そのモンキチョウのことが分かったり、

映画を観て小説を読むと、だんだんクリアになってきました。

読んでいて、

ダイジンが鈴芽によって要石から解放されて、

「うちの子になる?」と言われてすごく喜んだのに、

最終的にはまた要石に戻されて、

誰にも知られず感謝もされない孤独な存在になることが

いたたまれなかったので、

視点がちょっと違うのかもしれません。

 

娘は

「かえるくん、東京を救う」はものすごく怖かった、

この本の「沈黙」がすごかった、という感想でした。

 

 

娘と本交換、

とても興味深かったので、

ちょこちょこ続けていこうと思います。

 

 

 

いつも読んでくださりありがとうございます