はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

持たない暮らしの備蓄と適正量

トイレットペーパーが売り場から消えて買えない状況を見て、

娘がぽつりと、

「前にテレビでトイレットペーパー工場が出てて、

トイレットペーパーの大きさに作る前の大きな大きなロールは、

ひとりで使う10年分の量って言うてて、

それがもう倉庫いーっぱい映ってたし、

いきなりトイレットペーパーがなくなるって嘘やと思う。

絶対工場にいっぱいあるで。」と呟いていました。

買い占め行動をする大人より、子どもの方が冷静ですね。

 

うちではトイレットペーパーは、12ロール入りが最低1袋、

最大で2袋あるようにしています。

トイレ掃除もお掃除シートのようなものでなく、

トイレットペーパーにクエン酸水やアルコールを付けて

掃除するので、消費量が多い方かもしれません。

あと災害時に困らないように、という思いもあります。

 

今回は災害が起きたわけでないので、

物流は通常通り動いていますが、

もし、地震や洪水などが起きて物流が止まったときに、

数日は家族の命が守れるようにしたい、という基準で、

持たない暮らしですが、お水や食料品、日用品の備蓄はしています。

スーパーが私の冷蔵庫、的な発想はないです。

たとえ服が300着あっても、断水したときに水が1Lも無ければ、

子ども達を守れません。

服は20着で充分、でもお水は2L×6本入りの箱を5箱置いています。

電気が止まってもお米が炊けるよう、

普段から炊飯器でなく、ル・クルーゼで炊いています。

カセットコンロ、カセットボンベ、スポーツ飲料も一緒に、

階段下収納に置いています。

うちは、パンもパスタもうどんもそうめんも食べないので、

非常食にお餅を、白い丈夫な袋に入れて置いています。

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お餅は、朝が弱くて朝食がしっかり食べられない娘が、

日常的に朝ごはんとして食べるので、ローリングストックできています。

 

要らないものをどんどん手放していくと、

本当に必要なものがどのくらいなのかも見えてきます。

必要な量が分かると、不安も手放せます。

「これだけあれば大丈夫」を知ると、心が落ち着きます。