はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

歩く速度で暮らす

今週から屋内プールが臨時閉館になりました。

ギリギリお友達と行けて良かった!と娘。

参加したかった、1日図書館員や藍染め体験も中止。

夏休みもあと3週間。

何ができるかな。

 

 

 

 鶏の幸せを考えながら養鶏されている方の卵を、

ふるさと納税で知り、

応援したい、と思いました。

colorleaves.hatenablog.com

 

 

ふと、 

平飼いで自由に走り回っている養鶏場を

見学したことがある、と思い出しました。

 

10数年前だけど、

「農的くらし」の公開講座を受講していて、

講師の槌田先生と、

梅シロップやお味噌を仕込んだり、

野菜を植えたり(猿に食べられて収穫ゼロだったけど面白かった)、

自分で手を動かしながら、

暮らすことを、学ぶ機会がありました。

 

その講座に「遠足」があって、

養鶏場の見学に連れて行って下さいました。

 

養鶏場の方が、

小さいヒヨコの頃から、オオバコやハコベなど

かたい雑草をしっかり自分で食べて、

自由にあちこち走り回っていると、

抗生物質など与えなくても病気をしない、

丈夫なニワトリになる、

これは人間の子どもも一緒だよ、と

話して下さったことを、

鮮明に思い出しました。

 

槌田先生も、

腸内細菌が嫌がるものを食べない、

とおっしゃっていたことも、

思い出しました。

 

いろいろ思い出したその勢いで、

槌田先生の本を図書館で借りてみました。

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1985年と1990年に出版された本だけど、

30年以上前から訴えていらっしゃることは、

何一つ改善せず、むしろ悪化してるんじゃないか、と

読んでいて感じました。

 

「お金とものに覆われたハイスピードの生活から、

人間並みのゆったりとした楽しい知恵のある毎日へ」

 

「進歩」も、

「歩いて進む」ゆっくりとした進み方が、

本来の進歩なんだろうな。

 

私は歩く速度で暮らす人になりたい。

原点回帰。 

 

 

 

 

いつも読んでくださりありがとうございます