はじまりの日々

「少ないモノで豊かに暮らす」へ向かう日々の足跡

冬もぬか漬け

以前、夫がぬか漬けにはまっていたときは、

冬の間、ぬか床は冷凍庫に入れて冬眠させました。

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昨年始めたぬか漬けは、

冬眠させずに、

今もせっせと働いてもらっています。

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かぶのぬか漬けが美味しい!

ぬか床の水分が増えてきたら、

昆布を入れて水分を吸収してもらい、

ぬか漬けと一緒に食べます。

 

無印良品のぬか床袋のチャックが、

開け閉めし過ぎて、

閉まらなくなってしまいました。

冷蔵庫内にコンパクトに収まるので気に入っていましたが、

そろそろホーロー容器にお引っ越しかな。

 

 

 

最近、「コロナ後の世界」を読みました。

中島岳志著「一汁一菜のコスモロジー 土井善晴論」が

興味深かったです。

 

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ごはんは米をといで水加減して炊いただけ、

みそも漬物も微生物が作り出したもので、

そこには小さな大自然ができています。

自然の山の景色とか一輪の花の美しさとか、

見飽きることがありませんよね。

それと同じです。

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土井善晴さんの言葉にいつもはっとします。

 

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土井の願いは、料理と食事の時間を取り戻すことで、

自然との関係性を取り戻すことに帰結する。

人間の思い上がりやはからいを諌め、

「お天道樣からの恵み」に謙虚になること、

力ずくの料理をやめて、素材を整えることに専念すること。

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「力ずくの料理」…

すごくインパクトのある言葉だけど、

確かにそうだなとも思います。

 

微生物まかせの発酵食品、

絞っただけの、オリーブオイルや太白ごま油、

平釜や天日のお塩など、

素材の美味しさを活かす料理にすると、

作る自分も楽だし、

食べるみんなも美味しい。

 

土井善晴さんの示す方向へ進む先は明るい。

 

 

 

 

いつも読んでくださりありがとうございます